歯周病について知ってほしい! 第3号 歯周病を放置するとどうなる?歯を失うまでの流れを歯科医が解説 - 武蔵小山 よしだ歯科クリニック|痛みの少ない丁寧な治療
歯ぐきの腫れや出血があっても、「痛みがないから様子を見よう」と放置されることがあります。
歯周病は、放置すると徐々に進行するとされている病気です。
今回の記事では、歯周病を治療せずに経過した場合に、一般的にどのような変化が起こるのかを解説します。

歯周病は自然に治る病気でありません
歯周病は、歯周ポケットに付着した細菌による慢性的な炎症が主な原因とされています。
そのため、原因となるプラークや歯石が除去されない限り、自然に改善することは難しいのです。
一時的に症状が軽くなったように感じる場合でも、炎症が完全に治まっていないことがあります。
初期段階(歯肉炎)を放置した場合
歯肉炎は、歯周病の初期段階です。
この段階では、炎症が表面の歯ぐきに限定しており、歯を支える骨に明らかな変化はみられません。
放置した場合に起こり得る変化
- 歯ぐきの炎症が続く
- 出血しやすい状態が慢性化する
- プラークや歯石が増えやすくなる
この状態が続くと、歯周炎へ進行する可能性があります。
歯周炎へ進行した場合の変化
歯周炎に進行すると歯ぐきの炎症が深部へ及び、歯周ポケットが深くなっていきます。そして、歯を支える骨(歯槽骨)が徐々に破壊され減少していきます。
一般的にみられる変化
- 歯を支える骨の減少
- 歯ぐきが下がる
- 口臭が強くなる場合がある
- 歯ぐきが腫れるときがある
この段階では、セルフケアだけでの改善は難しいのです。
重度歯周炎まで進行した場合
歯周病がさらに進行すると、歯を支える骨の減少が大きくなることがあります。
重度歯周炎でみられることがある状態
- 歯が動くように感じる
- 噛みにくさを感じる
- 炎症が慢性的に続く
状態によっては、歯の保存が難しくなる場合があります。
歯を失うリスクについて
歯周病は、日本人が歯を失う原因の一つとして知られています。
歯を支える骨が減少すると、歯そのものに問題がなくても、支えきれなくなることがあります。
このため、歯周病の管理は歯の寿命に大きく関わると考えられています。
放置による影響はお口の中だけとは限りません
歯周病は口腔内の慢性炎症であり、全身の健康との関連が研究されています。
特に、
- 糖尿病
- 心血管系疾患
- 誤嚥性肺炎
などとの関係が指摘されることがあります。
早期対応が重要とされる理由
歯周病は、進行すればするほど治療に時間がかかる傾向があるとされています。
一方、初期段階であれば、比較的シンプルな処置とケアで状態の改善が期待できる場合があります。
武蔵小山で歯周病の相談を検討されている方へ
歯周病の進行度は、見た目や自覚症状だけでは判断が難しいのです。
よしだ歯科クリニック(武蔵小山)では、歯周ポケット検査などを通じて、現在の状態を確認することができます。
まとめ|歯周病は放置せず、管理が重要とされています
歯周病は、放置することで進行する可能性がある病気です。
- 初期は症状が軽く見える
- 進行すると歯を支える組織に影響が出る
- 状態によっては歯の保存が難しくなることがある
気になる症状がある場合は、早めに歯科医院での確認を行うことが、将来的なお口の健康維持につながります。
気になる症状がある場合は、早めに歯科医院で相談することが、お口の健康を守る第一歩といえるでしょう。
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